食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03380720149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分2-ナフチルオキシ酢酸のリスク評価のピアレビューに関する結論を公表
資料日付 2011年5月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月10日、農薬有効成分2-ナフチルオキシ酢酸(2-Naphthyloxyacetic acid)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2011年4月27日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 2-ナフチルオキシ酢酸は、再評価プログラム第4段階にある295種類の有効成分の1つである。
2. 本報告書の結論は、申請者が求めたトマトに対する植物成長調整剤としての2-ナフチルオキシ酢酸の代表的用途の評価に基づいて出された。
3. 物理化学的性状及び分析方法に関するセクションでデータギャップが特定された。哺乳類毒性のセクションでは、データギャップも重要な懸念領域も特定されなかった。残留物のセクションでは、相当な数のデータギャップが特定された。リスク評価のための残留物定義及び規制対象の残留物定義のいずれについても意見が一致しなかった。その結果、消費者リスクを評価できなかった。
4. 2-ナフチルオキシ酢酸の一日摂取許容量(ADI)は、ラット90日間試験から得た10mg/kg体重/日の無毒性量(NOAEL)に基づき、非げっ歯類の動物種を用いた短期毒性試験の欠如並びにラット及びマウスを用いた長期毒性/発がん性試験の欠如による追加係数10を考慮に入れた安全係数1
,000を適用して、0.01mg/kg体重/日と設定される。急性参照用量(ARfD)は、ラットを用いた発生毒性試験及びウサギを用いた用量範囲を設定する発生毒性試験(いずれの試験も急性影響に対する60mg/kg体重/日のNOAELを示す)に基づき、標準的な安全係数100を適用して0.6mg/kg体重である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2152.pdf