食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03370660149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ピリメタニルのレタス及びスカロールに対する既存の残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2011年4月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月27日、農薬有効成分ピリメタニル(Pyrimethanil)のレタス及びスカロール(訳注:切れ込みのない広葉エンダイブ)に対する既存の残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2011年4月19日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 評価担当加盟国(EMS)のオーストリアが、ピリメタニルのレタス及びスカロールに対する既存のMRLを修正する申請を受けた。欧州南部及び北部における当該作物に対するピリメタニルの意図された施設内施用に適応するため、既存MRLの10mg/kgを20mg/kgに引き上げることが求められている。 2. ピリメタニルの毒性学的プロファイルがピアレビューで調べられ、0.17mg/kg体重/日の一日摂取許容量(ADI)を結論づけるにあたり、利用可能な試験データは十分であった。急性参照用量(ARfD)の設定は不要と考えられた。 3. レタス及びスカロールに対するピリメタニルの意図された施設内施用によって、消費者の暴露量が毒性学的参照値を超えることはなく、したがって公衆衛生上の懸念をもたらすことはないとEFSAは結論づける。EFSAは、規制対象の残留物定義をピリメタニルとして、レタス:20mg/kg及びスカロール:20mg/kgのMRL案を勧告する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2148.pdf |