食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03350550475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、牛結核病と野生動物についての報告書を提出
資料日付 2011年5月11日
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分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は4月8日、牛結核病と野生動物についての報告書(119ページ)を提出した。
 牛結核病は症状が出にくい病気で、症状がないまま病原菌を拡散させ、ヒトや他の動物に感染することがある。
 フランスは2001年に欧州委員会から公式に牛結核病の清浄国とされているが、幾つかの畜産場で感染が散見されている。2004年から感染源が増加傾向をみせており、ことに中部フランス東寄りブルゴーニュ地域圏のコート・ドール県と南フランス大西洋岸アキテーヌ地域圏のドルドーニュ県に発生が見られる。
 最近になって畜産農場付近の野生動物で牛結核病感染が明らかになった。野生動物間の感染が牛への感染源となり、また牛結核病が減らない原因となっていることが疑われている。
 以下の点について検討した。
1. 生息動物数のバランスを損ねずに野生動物間で牛結核病の拡散を抑制することができる感染野生動物種の最適生息密度はどの程度か。
2. 家畜牛と野生動物の接触を低減し、リスク要素を抑制する効果的対策は何か。
3. 上記設問2の答えが、罠かけやアナグマの巣穴の破壊の対策をとるのであれば、特にアナグマと牛の牛結核病撲滅を狙って実施された英国の施策の見地から、地理的に適切な範囲及び適切な罠の数はどの程度か。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/Documents/SANT2010sa0154Ra.pdf