食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03350050164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、臭化ジフェニルエーテル-47(BDE-47)のヒト許容限界値(HLV)として暫定的に7 ng/kg体重/日を提案 |
資料日付 | 2011年5月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は5月2日、臭化ジフェニルエーテル-47(BDE-47)のヒト許容限界値(HLV)として暫定的に7 ng/kg体重/日を提案した。 HLVは化学汚染物質を日常的に生涯摂取しても健康に有害な影響が生じないものとして設定されている。HLVは動物の毒性試験結果をヒトに外挿して求められる。化学物質の生体内動態の種差については、HLVの設定には通常デフォルト値として4が適用されている。しかし、残留性有機汚染物質(POP)の2 ,3 ,7 ,8-テトラクロロジベンゾパラダイオキシン(2 ,3 ,7 ,8- TetraChloroDibenzo-p-Dioxin :TCDD)については、HLVの算出にこのデフォルト値の4を適用するとTCDDの毒性に対してヒトを保護できないことになる。更に、TCDDはPOP動態の種差がこの多様性のデフォルト値を超えることを示している。従ってPOPの動物毒性をヒトに外挿するにあたっては、POPの動態を明確に組み入れるべきである。この原則がテトラブロモジフェニルエーテル-47(tetraBromoDiphenylEther-47 :BDE-47)に適用された。BDE-47の動物毒性については、神経発達毒性及び甲状腺毒性がクリティカル・エンドポイント(critical endpoints)として特定された。BDE-47のHLV算出の不確実性を考慮して、ヒトがBDE-47に暴露しても有害作用が生じないHLVとして暫定的に7 ng/kg体重/日を提案した。 報告書(74ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/320100006.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/320100006.html |