食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03340870343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、ミディ・ピレネー地域圏2009年集団食中毒疫学報告と急性A型肝炎疫学報告を発表 |
資料日付 | 2011年4月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は4月22日、InVS機関誌衛生監視報告BVS(Bulletin de veille sanitaire)、No.4、2011年3月号、(南フランスのスペインと国境を接する山岳地帯の)ミディ・ピレネー地域圏版にミディ・ピレネー地域圏における2009年の集団食中毒疫学報告と急性A型肝炎疫学報告を掲載した。 ミディ・ピレネー地域圏2009年集団食中毒疫学報告:当地における集団食中毒は75件と前年比30%増加し患者数は978人であった(全国でも2008年の1 ,029件から2009年は1 ,235件に増加)。発生場所は、68%が給食、32%が家庭であった。主な病原体はノロウイルス、サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌、セレウス菌である。原因食品は魚介類、卵と卵製品、肉や食肉加工品、鶏肉などである。 ミディ・ピレネー地域圏2009年急性A型肝炎疫学報告:2008年の38件に対して82件と急増、罹患率は2.8人/100 ,000人(2008年は1.3人)で全国平均の2.4人より高かった。感染源は周囲の保菌者、国外旅行、貝類である。2009年11月~2010年2月にトルコ産ドライトマトを原因とする全国的(18県)なA型肝炎の流行があり、55人が罹患したことが特記される。当地の被害が最も多くオート・ピレネー県とロート県でそれぞれ15人の患者をだした(2010年2月18日現在)。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/publications/bvs/midi_pyrenees/2011/bvs_mp_04_2011.pdf |