食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03340090149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価211:香料グループ評価19のサブグループ2.5のα ,β-不飽和ケトン及びその前駆体3種の代表的物質に関する遺伝毒性データを検討した科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2011年3月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月23日、香料グループ評価211 (FGE.211):香料グループ評価19 (FGE.19)のサブグループ2.5のα ,β-不飽和ケトン1種及びその前駆体3種の代表的物質に関する遺伝毒性データを検討した科学的意見書(2011年2月4日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. FGE.19のサブグループ2.5に対応する本FGE.211は、脂環式ケトン1種及びそうしたケトンの前駆体3種に関するものである。α ,β-不飽和アルデヒド及びケトン構造は、遺伝毒性の構造アラートであると食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル(CEFパネル)によって考えられ(EFSA , 2008b)、以前に利用可能であった遺伝毒性に関するデータでは、遺伝毒性の懸念が払拭されなかった。 2. CEFパネルは、サブグループ2.5において3物質を代表する1物質(又は予見されるその代謝物)を特定した。 これら2物質の1つについて、試験方策にしたがった遺伝毒性データが求められた。 3. その後、香料業界は新たな遺伝毒性試験を行い、本サブグループにおける代表的物質の1つである1(7) ,8-p-メンタジエン-2-イル酢酸(1(7) ,8-p-menthadien-2-yl acetate)についてin vitroの遺伝毒性データを提出した。 4. CEFパネルはこれらのデータを調べ、そのデータに基づき、1(7) ,8-p-メンタジエン-2-イル酢酸に関するin vitroの遺伝毒性データは遺伝毒性能を示さないと結論づけた。したがって、FGE.19 のサブグループ2.5の4物質に遺伝毒性に関する安全性上の懸念はなく、WHO/FAO合同食品添加物専門家会議(JECFA)の評価手順(訳注:摂取量、構造活性相関、代謝及び毒性に関する情報を統合する段階的な手法)を用いて評価されることになる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/1993.pdf |