食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03330150149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分1-ナフチル酢酸のリスク評価のピアレビューに関する結論を公表
資料日付 2011年2月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月23日、1-ナフチル酢酸(1-Naphthylacetic acid)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2011年2月15日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 1-ナフチル酢酸は、再評価プログラム第4段階にある295種類の有効成分の1つである。
2. 本報告書の結論は、申請者が求めたりんごに対する植物成長調整剤としての1-ナフチル酢酸の代表的用途の評価に基づいて出された。
3. 参照値はすべて、1-ナフタレン酢酸ナトリウムを用いたラット発生毒性試験における発生毒性の無毒性量(NOAEL)の15mg/kg体重/日(ラット90日間試験及びイヌ1年間試験で裏付けられた)を根拠とした。一日摂取許容量(ADI)は0.1mg/kg体重/日である(安全係数150を適用)。急性参照用量(ARfD)は0.1mg/kg体重である(安全係数150を適用)。
4. 規制のための分析方法の範囲に従う必要性のため、規制対象の残留物定義を1-ナフチル酢酸及びその塩類を1-ナフチル酢酸に換算したものとすることが望ましい。植物(りんご)における規制対象及びリスク評価のための残留物定義はいずれも1-ナフチル酢酸及びその塩類を1-ナフチル酢酸に換算したものと設定された。
5. 当該有効成分のりんごに対する残留基準値案として0.05 mg/kg(容認できる十分な残留試験データが利用可能になったら再評価される)が提案された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2019.pdf