食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03330080475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、アスパルテームを経口投与されたマウスの発がん兆候を報告した研究論文及び甘味料を含む炭酸飲料の摂取と早産のリスクに関する妊婦の前向きコホート研究論文について精査した報告書を発表
資料日付 2011年3月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は、アスパルテームを経口投与された雄のマウスで発生したがんの兆候を報告した研究論文及び甘味料を含む炭酸飲料の摂取と早産のリスクに関する妊婦の前向きコホート研究論文について精査した報告書を発表した。
 これらの2件の論文を精査した結果、マウスでの発がん兆候を報告したSoffritti et al.の研究論文は、この種の実験のガイドラインに不適合な普通でない実験手順を踏んでおり、かつ、使用した実験動物の生理学的状態が非常に不良なことから、実験結果が偏る可能性を否定できないなど実験の適正さに疑問符が付くものであった。
 また、早産のリスクを指摘したHalldorsson et al. の疫学調査報告は、この段階では因果関係が確立できていないなど問題があった。
 これらの2つの研究結果はアスパルテームの1日摂取許容量(ADI)の40 mg/kg体重/日の見直しを要するものではなかったと結論づけた。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/Documents/AAAT2011sa0015.pdf