食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03322170149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、包括的な欧州食品摂取量データベースの構築に適用された食品分類体系FoodExの評価に関する科学的報告書を公表 |
資料日付 | 2011年3月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月2日、包括的な欧州食品摂取量データベースの構築に適用された食品分類体系FoodExの評価に関する科学的報告書(2010年12月20日付け、27ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 既存の食品記述分類体系は、有害化学物質への暴露を評価する際にいくつかの欠点がある。この問題に対処するため、EFSAのデータ収集及び暴露ユニット(DATEX)がFoodExという新しい体系を開発した。FoodExは、様々な食品記述分類体系によって構築され、その主な目的は、化学物質の存在と食品摂取の正確な組合せを可能にすることによって、食事経由の有害化学物質暴露量の評価を容易にすることである。EFSA は2008年末、「EFSAの包括的な欧州食品摂取量データベース」の構築を目的としたプロジェクトを開始した。このプロジェクトにおいて、加盟20ヶ国によって提供され、22の様々な国民食事調査から収集された食品摂取量データベース中にあるすべての食品及び飲料を分類するために、FoodExが用いられた。 2. 本文書の主な目的は、包括的データベースに含まれている食品摂取量データの調和のとれた分類のためにFoodExを用いた成果を示すことである。この評価に基づき、FoodExを改善するための提案を出す。本科学的報告書は、調和のとれた食品分類記述体系を開発するための「暴露評価のための食品分類記述体系の開発」に関する作業部会に参考情報を提示することも意図されている。 3. FoodEx体系は、使い易く、かつ、国別食品分類体系とインターフェイスで接続するほとんどの場合において適応性があることを証明した。各国の国民食事調査で使用されている分類体系には差異のあることが確認されている。しかし、本文書において報告された所見は、すべてのデータ提供国がFoodExの最低第2レベルで大半の食品品目を正確に分類する能力を有していたことを立証する。上記の作業部会に対する明確な勧告は、追加の記述子としての食品のファセット(訳注:原料、形状,調理法、保存法、包装材料、製造法など)を含む分類記述体系の開発である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/1970.pdf |