食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03321850208
タイトル オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、日本からの食品の安全性に関するプレスリリースを公表
資料日付 2011年3月18日
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分類2 -
概要(記事)  オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は3月18日、日本からオーストラリアに入る食品の安全性についてプレスリリースを公表した。その概略は以下のとおり。
 現時点において、FSANZとしては、オーストラリア消費者の日本から輸入される食品中の放射性物質への暴露リスクは無視出来るものとみなしている。オーストラリアは日本から生鮮食品を輸入しておらず、実際、日本から輸入している食品はごく僅かで、海藻、ソースなどの特産品だけに限定されている。現在国内のスーパーマーケットで販売されている日本産の加工食品は地震発生以前に輸入されたもので、摂取しても安全である。現在のリスクに関するFSANZの意見に基づき、日本産食品について追加の規制措置は取られていない。この方針は、カナダ、ニュージーランド、米国などオーストラリアと類似の輸入状況にある諸国が採択している方式と一致している。FSANZは、日本における状況の推移を注視し続け、状況が悪化する場合には、現在のリスク評価を見直す意向である。その際には、潜在的リスク評価のベースとして食品中の放射性物質に関する国際的基準を使用する。FSANZは、オーストラリアにおけるフードチェーンへのリスク管理について統一的方法を確保するために、オーストラリア放射能保護・原子力安全庁(Australian Radiation Protection and Nuclear Safety Agency: ARPANSA)、検疫・検査局、税関など他の規制機関と緊密な協力を行うと共に、リスク管理情報を共有するため国際機関、また日本から輸入生鮮果実並びに野菜について放射性物質の汚染検査を開始したシンガポール、香港などの規制当局とも協力している。
(本件に関するプレスリリースは、随時更新されている)

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.6/2011(2010.3.23)P22 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets2011/safetyoffoodfromjapa5110.cfm