食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03321090149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、「2009年に発生した人獣共通感染症・同病原体・集団食中毒の傾向と原因に係る概要報告書」を発表 |
資料日付 | 2011年3月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月22日、「2009年に発生した人獣共通感染症・同病原体・集団食中毒の傾向と原因に係る概要報告書」を発表した。概要は以下のとおり。 EFSAと欧州疾病予防管理センター(ECDC)は、27のEU加盟国が2009年に提出した人獣共通感染症及び食中毒の集団感染に関する情報を分析した。同年発生したサルモネラ症は合計108 ,614件で、引き続き統計的に有意な減少傾向を示した。菌が最も多く検出されたのは生の家きん肉と豚肉であった。 カンピロバクター症は人獣共通感染症として最多の198 ,252件で、生のブロイラー肉からの検出が最多であった。リステリア症は1 ,645件で、前年比19.1%増。腸管出血性大腸菌感染症は3 ,573件で牛・牛肉に多く、エルシニア感染症は7 ,595件で豚・豚肉から多く検出された。ヒトのブルセラ症は401件。牛・めん羊・山羊のブルセラ病と結核病は減少した。ヒトのQ熱は1 ,987件で、反すう家畜でも発生した。ヒトのトリヒナ症は748件、エキノコックス症は790件で、ともに野生動物でも発生した。トキソプラズマ症は1 ,259件で、動物ではめん羊と山羊に多発した。狂犬病感染者は1人のみで、動物でも発生した。 届出のあった集団食中毒は5 ,550件で、原因病原体の多くはサルモネラ属菌、ウイルス、細菌性毒素で、原因食品は卵、バイキング料理、豚肉が多かった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/2090.htm |