食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03311160160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、食品安全、健康的な食生活などに関する意識調査の結果を公表
資料日付 2011年3月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は3月3日、食品安全、健康的な食生活などの食品問題に関する新たな意識調査(Food and You)の第一弾の結果を公表した。本調査は、2010年の3月~8月に英国中の無作為に選別した3
,000人以上の成人を対象に面談形式で行った。調査結果の主要点は下記のとおり。
食品安全
1. 大多数の回答者は、洗浄、交差汚染、冷却及び調理に関する助言に従ったと述べた。
2. FSAは生の肉や鶏肉を洗わないよう助言しているが、41%の回答者は常に生の肉や鶏肉を、また42%は生の魚やシーフードを洗っていると回答した。
3. 安全な食品の貯蔵方法についての知識が欠けている。冷蔵庫の温度は0-5°Cの間とすべきであることを正確に回答出来た人は半分以下(46%)であった。
4. 食品を摂取しても安全かどうかを確認する最良の方法に関しては不確実なところがあった。回答者の72%が臭いで、また56%が見た目で食品の安全性を判断すると答えている。推奨されている消費期限をチェックするとしたのは、25%であった。
健康的な食生活
 大多数の回答者は、健康的なライフスタイルにとって重要なこととして様々な要因を挙げた。99%は果実並びに野菜の摂取が非常にあるいはかなり重要、94%は減塩が重要、また92%は飽和脂肪の多い食品を避けることが重要と述べている。
 回答者の5分の1は、健康的でバランスのとれた食事に必要な食品の種類及び割合を特定出来た。およそ10人に1人(9%)が成人の一日食塩摂取量の上限を6gと正確に答えた。この調査では、総脂肪、飽和脂肪、カロリーなど他の栄養素の摂取についても質問された。次回の調査は2012年に行われる予定。
 調査結果の全文(PDF 92ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.foodbase.org.uk//admintools/reportdocuments/641-1-1079_Food_and_You_Report_Main_Report_FINAL.pdf

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報

 No.5/2011(2011.3.9)(微生物)p17-18
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2011/mar/foodyou