食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03310710149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「家きん肉におけるサルモネラ属菌の細菌学的基準に係るシミュレーション評価」を発表
資料日付 2011年2月18日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月18日、「家きん肉におけるサルモネラ属菌の細菌学的基準に係るシミュレーション評価」を発表した(2010年12月20日付け、58ページ)。食鳥処理場におけるサルモネラ属菌に汚染されたブロイラーと体の保菌率が公衆衛生に及ぼす影響度を調査したもので、抄録は以下のとおり。
 サルモネラ属菌が公衆衛生に及ぼす影響の評価に資するべくシミュレーションを実施した。目的は、食鳥処理場レベル(冷蔵後で加工未実施の状態)における汚染されたブロイラーと体の保菌率が、EU規則No 2073/2005に規定される細菌学的処理衛生基準に合致する確率にどう影響するかを調査することにある。各種のシナリオを用いることで、と畜処理場レベルでのモニタリング手順の実施をシミュレートし、と体保菌率と合致率を相互に関連づけることができた。例えば、食鳥処理場における汚染と体の真の保菌率が5%である場合、合致率は68.45%になる(検査感度90%、特異性100%、保菌率は経時的に一定と仮定)。また、ある食鳥処理場での実際の合致率を基に、と体に潜在している真の保菌率を推定することもできた(例えば合致率が95.54%なら保菌率は3%)。このシミュレーション結果は、食鳥処理場レベルにおけるEUベースライン調査の結果分析に資するものとなる。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(微生物)No.5/2011(2011.03.09)P10~11 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/1986.pdf