食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03310430149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分クロルピリホスのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表
資料日付 2011年1月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月31日、農薬有効成分クロルピリホス(Chlorpyrifos)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2010年12月16日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. クロルピリホスは、再評価プログラムの第1段階にある有効成分の1つである。クロルピリホスは2006年7月1日、委員会指令2005/72/ECによって、理事会指令91/414/EECの附属書I (訳注:植物防疫製剤への含有を認可された有効成分のリスト)に収載された。収載には特定条項があり、鳥類及び哺乳類のリスク評価を確認する追加試験を欧州委員会(EC)に、当該収載指令の発効から2年以内に、提出することが申請者に求められた。この特定条項に従ってDow AgroSciencesが追加試験を2008年6月に提出し、指名された報告担当加盟国(RMS)のスペインが評価報告書への補遺の形式で当該試験を評価した。当該補遺に寄せられた意見並びにフードチェーン・動物衛生常任委員会(SCFCAH)におけるさらなる議論の後、ECは、EFSAに対し、RMSによる確認データの評価についてピアレビューを行い、鳥類及び哺乳類リスク評価について結論を出すよう求めた。
2. 本報告書の結論は、申請者が求めたぶどうのつるに対する殺虫剤としてのクロルピリホスの代表的用途の評価に基づいて出された。
3. 利用可能なデータを基づき、鳥類及びハタネズミなどの草食性哺乳類に対する高い急性リスクが排除できない。精査されたリスク評価において、哺乳類に対する高い長期リスクが特定された。魚を捕食する鳥類及び哺乳類を保護するため、噴霧散布を禁ずる緩衝地帯などのリスク低減策が必要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/1961.pdf