食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03301140314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、「医師から報告された中毒症例 2009年報告書」を公表 |
資料日付 | 2011年2月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、「医師から報告された中毒症例 2009年報告書」(76ページ)を公表した。 ドイツでは化学物質法※により1990年以降、医師、診療所、中毒情報センター及び労災組合が中毒症例をBfRに報告するよう義務付けられている。2009年は3 ,493件の報告があった(化学製品由来2 ,104件、医薬品由来222件、農薬由来84件、食事及び飲料由来70件、植物由来17件、キノコ由来3件他)。報告書では代表的な中毒症例が紹介・解説されており、そのうち食品に関する内容は以下のとおり。 1. 植物による中毒 2009年17件。その内、経口摂取による中毒(取り違えや事故)は15件:イヌサフラン5件、ラムソン2件、ジギタリス2件、キングサリの莢果2件、トウゴマ1件、ベラドンナ1件他 2. バターフィッシュによる中毒 (吐き気、疝痛、下痢など) 2009年17件、2008年5件、2007年3件、2006年3件、2005年6件、2004年5件。 中毒の主な原因はワックスエステルと考えられる。ワックスエステルは無毒だが、消化されにくい又は消化されない。他の原因はヒスタミンなど。 本報告書に関するプレスリリースは以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cd/54225 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cd/54227 ※化学物質法(ChemG):ヒト及び環境を有害な化学物質から保護することを目的とした一般法 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/238/aerztliche_mitteilungen_bei_vergiftungen_2009.pdf |