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資料管理ID syu03300570343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、2007年~2009年のフランスにおけるボツリヌス症疫学報告を発表
資料日付 2011年2月23日
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分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は2月22日発行のInVS機関誌「週刊疫学報告(BEH:Bulletin Epidemiologique Hebdomadaire)」6号に2007年~2009年の期間のフランスにおけるボツリヌス症疫学報告を発表した。
 2007~2009年の期間にボツリヌス症が22件発生し、患者数は45人で、同じ期間のボツリヌス症の疑い例は2件で患者数は2人であった。B型ボツリヌス症(31人)が大部分を占め、次いでA型(8人)及びE型(3人)であった。重症例はA型ボツリヌス毒素によるものであった。ボツリヌス症例の89%は食餌性で、例外的に4症例が乳児ボツリヌス症、また1症例が創傷性であった。原因食品はボツリヌス中毒7件で特定されており(ハムが4件、その他はイノシシ肉のテリーヌ、かぼちゃの手作りジャム、加工食品のエンチラーダ[enchilladas])、疑い例の原因食品としてはイノシシ肉のテリーヌと真空パックの魚の燻製があった。フランスでは、ボツリヌス症は発生件数は少ないが、まれな形で発生し、重症になるので、サーベイランスを維持していく必要がある。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/beh/2011/06/beh_06_2011.pdf