食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03291040314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、中間調査報告書「サプリメントに関する、利用者に適したリスクコミュニケーション」(概要)を公表 |
資料日付 | 2011年1月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、中間調査報告書「サプリメントに関する、利用者に適したリスクコミュニケーション」の概要を公表した。 90年代末以降サプリメントの消費が増加しており、サプリメントの摂取及びリスクに関し、消費者の啓発が必要である。現行の啓発活動を最適化するため、状況分析、定量的調査及び定性的調査を行った。それを踏まえたリスクコミュニケーション(リスコミ)への提言は以下のとおり。 1. 重要な伝達相手は、確信を持ったサプリメント利用者である。 2. リスコミにおいて重要なのは、利用し始めたきっかけ、利用頻度、それに伴うリスクである。製品の法的位置づけ(カテゴリー)は、リスコミの目的から外れている。 3. 50歳以上の購買者は利用頻度が高いことから、重要な伝達相手である。 4. サプリメントの効果への信頼は、それが無害だという思い込みからくる。(サプリメントは「自然に」作用する。サプリメントは薬局外で購入できる。) 5. リスクの過小評価及びリスク情報の拒絶が、フォーカスグループの聞き取り調査から示されたが、それらをリスコミにおいて考慮すべきである。 6. サプリメントの過剰摂取、他のサプリメントあるいは処方箋の不要な医薬品との併用のリスクを重点的に取り上げるべきである。 7. 情報源の信憑性は、社会的ステータス(健康分野での伝統的権威)や社会的つながり(知人)を通じて、それが信頼に値するように又は権威づけされているように見えるかどうかで判断される。 8. サプリメント利用者は、医師や薬局のような伝統的権威を助言者として特に重要視していることをリスコミにおいて考慮すべきである。 9. 伝統的なメディア(テレビ、ラジオ、新聞)は、世論形成において重要であり、日常生活との関わりも大きいことから、リスコミにおいて極めて重要である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/220/zusammenfassung_durchfuehrung_einer_zielgruppengerechten_risikokommunikation_zum_thema_nahrungsergaenzungsmittel.pdf |