食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03291020160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、食品関連問題に関する最新の消費者意識調査(2010年11月)結果を公表
資料日付 2011年2月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は2月2日、FSAの認知度及び主要食品問題について年2回実施している消費者意識調査(Biannual Public Attitudes Tracker: November 2010)の最新結果を公表した。
 同調査は、2010年11月10日~11月14日に英国成人の代表的サンプル2
,105人を対象に7項目の質問についてインタービュー形式で行われた。結果の主要点は下記のとおり。
1. 回答者の食品に関する懸念事項としては、食品の価格(54%)、食品中の塩分(45%)、食品廃棄(42%)などが挙げられ、食品の安全性と回答した者はより少なかった。
2. 食品の安全性については、外食の際の食品衛生(36%)、サルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌などによる食中毒(29%)また食品添加物の使用(27%)が挙げられた。
3. 16~25才の回答者は、その他のすべての年代グループと比較して、主要食品関連問題についての関心が全体的に低かった。
4. 小売店及びスーパーマーケットで販売されている食品の安全性について懸念を表明した回答者数は、レストラン、パブ、喫茶店及び持ち帰り食品店の場合と比較してわずかに少なかった (それぞれ45%、51%)。
5. 市販食品の安全性についての関心は、男性の方が女性より低く、買い物を主に行う回答者の方が買い物を主に行わない回答者より高いことが示された。
6. 回答者の80%が、外食施設または食品販売施設の衛生基準について関心を示した。回答者が衛生基準を認識する方法としては、施設の外観(65%)、従業員の外見(51%)また評判(42%)であった。
7. 回答者の79%がFSAを知っていると述べた。
8. FSAを知っていると回答した人に対しFSAの主要業務について質問したところ、市販食品の安全性確保を挙げた者が82%であった。
9. FSAを知っていると回答した人の半数にFSAの職務遂行に対する信頼度について質問したところ、62%が信頼していると回答した。
 同調査結果の全文(PDF 24ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/trackernov10.pdf


国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報No. 3/2011 (2011.02.09) (微生物)P.20-21及び(化学物質)p12-13
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2011/feb/tracker