食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03290350149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ピメトロジンのほうれんそう及び類似した葉菜類に対する残留基準値の修正に関する理由を付した意見書(2010年10月26日付け)を公表
資料日付 2010年10月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は10月27日、農薬有効成分ピメトロジン(Pymetrozine)のほうれんそう及び類似した葉菜類に対する残留基準値の修正に関する理由を付した意見書(2010年10月26日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1.評価担当加盟国(EMS)のドイツは、ほうれんそう、食用すべりひゆ(Purslane)及びふだんそうに対する当該有効成分の残留基準値を修正する申請を受けた。
2.EFSAは、EMSが作成した評価原案(evaluation report)、報告担当加盟国(RMS)としてのドイツが作成した評価報告書素案(DAR)に基づき、以下の結論を出した。
3.ピメトロジンの一日摂取許容量(ADI)を0.03mg/kg体重/日、急性参照用量(ARfD)を0.1mg/kg体重と結論づける毒性学的プロファイルはピアレビューで十分に調べられていた。
4.ピメトロジンの代謝が、類似した代謝経路が認められた4種類の作物グループ(穀類、果実・果菜類、油糧種子類及び根茎菜類)で調べられた。全植物産品における規制対象及びリスク評価のための残留物定義はピメトロジンのみと設定される。欧州のいずれの食習慣においても消費者の長期摂取による懸念は確認されなかった。ほうれんそう及び類似した葉菜類に対するピメトロジンの意図された使用は、消費者暴露への懸念及び毒性学的参照値の超過を引き起こさないとEFSAは結論づける。
5.EFSAは、規制対象の残留物定義をピメトロジンとして、基準値案(ほうれんそう、食用すべりひゆ、ふだんそう:0.4 mg/kg)を勧告した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1881.pdf