食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03280990149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、離乳後の子豚等に用いる飼料添加物としての製剤Miya-Gold (Clostridium butyricum)に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2011年1月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月6日、離乳後の子豚、家畜として主要ではない離乳後の豚種及び家きんとして主要ではない鳥類に用いる飼料添加物としての製剤Miya-Gold (Clostridium butyricum)に関する科学的意見書(2010年12月8日採択)を公表した。安全性に関する概要は以下のとおり。 1. Miya-Gold Sは、Clostridium butyricumの生存胞子を5 x 10の8乗CFU(訳注:コロニー形成単位)/g含有する添加物である。当該製剤は現在、EU域内で肉用鶏用に認可されている。申請者は、離乳後の子豚、「家畜として主要ではない離乳後の豚種」及び家きんとして主要ではない鳥類へのMiya-Gold Sの使用、及び、Miya-Gold EU(高濃度製剤)の使用に対する認可を求めている。 2. 主要な家きん類(肉用鶏)の安全性は以前に確立されている。観察された広い安全マージンを前提に、家きんとして主要ではない全鳥類(採卵用を除く)に5 x 10の8乗CFU/kg配合飼料の最大用量において安全であると推定できる。 3. 離乳後の子豚は、推奨用量の200倍で、悪影響が見られない正常な成長を示した。したがって、当該製剤は、離乳後の子豚、肥育用豚、及び、家畜として主要ではない豚種に対し、2.5 x 10の8乗CFU/kg配合飼料の推奨用量において安全であると科学パネル(FEEDAP)は結論づける。 4. 高濃度製剤Miya-Gold EUの使用による消費者や環境への影響は前の申請では検討されていないが、消費者や環境、並びに、対象動物種にハザード(危害要因)をもたらすことは予見されない。Miya-Gold EU中の直径10μm未満の粒子の大部分が、当該添加物の取扱い使用者が呼吸器感作される可能性を高める可能性がある。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.1/2011(2011.1.12)P5 http://www.nihs.go.jp/hse/food- info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/1951.pdf |