食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03271900164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境保護安全庁(RIVM)、表流水中のE型肝炎(HEV)、ヒトパレコウイルス(HPeV)、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)調査報告書を発表 |
資料日付 | 2010年12月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境保護安全庁(RIVM)は表流水中のE型肝炎(HEV)、ヒトパレコウイルス(HPeV)、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)など新興病原体に関する調査報告書を2010年12月13日付けで発表した。 オランダの大きな河川からウイルス2種類(E型肝炎:HEV、ヒトパレコウイルス:HPeV)と細菌1種類(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌:MRSA)が検出されており、公衆衛生上の懸念となっている。これら新興病原体が表流水中に存在することはRIVMが実施した予備調査で明らかにされた。これらの病原体が表流水に存在することは、これらの水に暴露すること、例えば川辺のレクリエーションなどがリスクとなりうる。健康リスクを評価するには、例えばレクレーションに使われるような特定表流水での、これらの病原体の保有率を調査・検討することが必要となる。 水資源局(Rijkswaterstaat Waterdienst)と共同で予備調査を実施し、ライン川はLobith、ムーズ川はEijsden、新ムーズ川はBrienenoordの3ヶ所で2008年5月~2009年5月の期間にサンプル採取を行った。4週毎にこれらの地点で河川水のHpeV、HEV及びMRSAのスクリーニングを実施した。 調査の結果、HEVとHpeVがムーズ川、ライン川及び新ムーズ川から検出された。これらの二つのウイルスはムーズ川で頻繁に検出された。新ムーズ川が最も少なかった。全体的にHpeVの検出頻度はHEVの検出頻度よりも高かった。MRSAはムーズ川とライン川で観察されたが、新ムーズ川では観察されなかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/703719049.html |