食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03271590149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、動物性加工たん白質(PAP)が有するBSEリスクの定量的リスク評価(QRA)の改訂に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2011年1月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月11日、動物性加工たん白質(PAP)が有するBSEリスクの定量的リスク評価(QRA)の改訂に関する科学的意見書(2010年12月9日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 飼料中の牛由来の動物性加工たん白質(PAP)が有する牛の牛海綿状脳症(BSE)リスクが推定され、飼料中の動物性たん白質を検出する診断方法及びその感度、並びに、飼料中の動物性たん白質についての比較された様々なリスク評価方法が精査された。 2. 飼料中のPAPの現時点における世界的な検出限界は依然として0.1%と考えられると結論づけられた。 3. 欧州連合(EU)域内におけるBSEモニタリング及びPAP生産に関するデータが検討された。いくつかの具体的な交差汚染を想定した特定のシナリオに基づき、PAP中及び反すう動物由来飼料中のBSE総感染価の大きさを調べるためのPAPの 定量的リスク評価モデル(EFSA QRA PAPモデル)が開発された。 4. EU域内の2009年のBSEサーベイランスデータに基づき、非反すう動物由来のPAPによる0.1%の汚染(飼料中のPAP検出限界)を想定したEFSA QRA PAPモデルによると、牛用飼料に1年間に入りうるBSE総感染負荷は、牛経口50%感染価の0.2Co ID50 (Cattle oral Infectious Dose 50%) (9 x 10のマイナス5乗~1.3 CI 95%)に相当する (これは95%信頼区間の上限で年間1頭未満の新たなBSE感染牛がEU域内の牛集団に予見されうることを意味する)。 5. 当該モデルで記述された特定シナリオ及び関連する想定、並びに、不確定要素が本科学的意見書で論じられている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/1947.pdf |