食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03270930462
タイトル カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)、農薬事故レポート(2010-3618)に関する評価を公表
資料日付 2011年1月11日
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分類2 -
概要(記事)  カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)は、1月11日、2010年の農薬事故レポートに関する評価を公表した。
 2010年8月9日、ケベック州Notre-Dame-de-Lourdesのクランベリー農場で、大量のミツバチが死んでいるのが見つかった。ミツバチの死骸を集めて評価を行ったところ、ダイアジノンとその代謝物質が検出された。
 当該農薬がミツバチにとって高い急性毒性を持ち、当該農薬の散布時にミツバチが活発に餌を探し回っていたことや、ミツバチの死骸から当該農薬が検出されたことを考えれば、ダイアジノンが今回の事件の原因である可能性が高い。
 現時点で、カナダ保健省による追加的な規制措置は必要ない。2009年11月4日にPMRAが公表したダイアジノンの再評価の結果、登録者が継続登録を支持せず、さらに健康や環境へのリスクも疑われることから、クランベリーを含む多くの作物への当該農薬の使用が段階的に廃止されつつある。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)
情報源(報道) カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)
URL http://www.hc-sc.gc.ca/cps-spc/pubs/pest/_decisions/erc2010-3618/index-eng.php