食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03270750149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分シントフェン(Sintofen)のリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2010年12月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月14日、農薬有効成分シントフェン(Sintofen)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2010年11月26日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1.シントフェンは、再評価プログラムの第3段階パートBにある84種類の有効成分の1つである。 理事会指令91/414/EECの附属書I (訳注:植物防疫製剤への含有を認可された有効成分のリスト)からのシントフェンの除外、並びに、当該成分を含有する植物防疫製剤の認可取消に関する委員会決定2008/934/ECの後、申請者が当該リストへの収載を求めて再申請を行った。 2.再提出された書類には、報告担当加盟国(RMS)のフランスが作成した評価報告書素案(DAR)で特定された諸問題に対処する追加データが含まれた。欧州委員会(EC)は、提出された追加データをRMSが評価した追加報告書、寄せられた意見及びDARの必要箇所を検討後、EFSAに対し、シントフェンに関する結論を出すよう求めた。 3. 本報告書の結論は、申請者が求めた小麦に対する交配助剤としてのシントフェンの代表的用途の評価に基づいて出された。 4. 物理・化学的性状について、懸念の重要な領域は特定されなかったが、関連する不純物のスペクトル及びシントフェンジイソプロピルアミンの水への溶解性にデータギャップが特定された。 5.不純物の関連において、哺乳類毒性に関しデータギャップが特定された。 6.シントフェン酸(sintofen acid)の一日摂取許容量(ADI)は、ラット2年間試験を根拠として安全係数100を適用し、0.091 mg/kg体重/日とされた。急性参照用量(ARfD)は設定されなかった。 7.作物残留試験の結果、規制対象の残留物定義はシントフェンのみと提案され、リスク評価のための残留物定義は、シントフェン、並びに、遊離型及び糖抱合体の代謝物SC 3095(脱メチル化シントフェン)の総量をシントフェンに換算したものとされた。 8.消費者のF2小麦摂取による長期推定摂取量は、ADIの0.2%となった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1931.pdf |