食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03270700149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分アセキノシルのホップに対する残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表 |
| 資料日付 | 2010年12月9日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月9日、農薬有効成分アセキノシル(Acequinocyl)のホップに対する残留基準値の修正に関する理由を付した意見書(2010年12月7日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 評価担当加盟国(EMS)のドイツが、アセキノシルのホップに対する既存残留基準値を修正する申請を受けた。アセキノシルの適用拡大に適応するため、当該成分の既存残留基準値の上方修正(ホップ：定量限界の0.02mg/kg→15mg/kg)が求められている。 2. EFSAは、アセキノシルに関するドイツ作成の評価原案(evaluation report)、評価報告書素案(DAR)、EU指令91/414/EEC補遺、農薬リスク評価のピアレビュー及び以前出されたEFSAの意見書に基づき、以下の結論を出す。 3.アセキノシルの毒性学的プロファイルがピアレビューで評価され、一日摂取許容量(ADI)を0.023mg/kg体重/日、急性参照用量(ARfD)を0.08mg/kg体重と結論づけるデータは十分であった。 4. アセキノシルの代謝がりんご、なす及びオレンジで調べられた。当該代謝試験によって、規制対象及びリスク評価のための残留物定義は親化合物と設定された。 5. この残留物定義はホップに適用できるもので追加の試験は不要であり、妥当性が確認された分析法が基準値案の実施に利用可能である。 6． 欧州のいずれの食習慣においても、消費者の長期摂取による懸念は確認されなかった。 7.EFSAは、ホップに対するアセキノシルの申請された使用は許容できるもので、毒性学的参照値を超えないと結論づけ規制対象の残留物定義をアセキノシルとして、ホップ：15mg/kgの残留基準値案を勧告した。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| 情報源（報道） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1937.pdf |