食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03260990160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、新食品及び生産工程に関する諮問委員会(ACNFP)によるクローン牛並びにその後代(progeny)由来の肉及び乳の仮定的申請の検討に関する見解を公表 |
資料日付 | 2010年11月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は11月25日、傘下の新食品及び生産工程に関する諮問委員会(ACNFP)が公開会合でクローン牛及びその後代(progeny)由来の肉及び乳の承認に用いる新開発食品諸規則(Novel Foods Regulations)のもとで仮に申請された場合について検討したことを公表した。 同委員会は、クローンとその後代(offspring)に関する現在入手可能なエビデンスが新開発食品諸規則(Novel Foods Regulations)のもとで、そのような動物に由来する肉や乳を評価するのに十分な根拠であるのかを考察するように要請を受けた。 同委員会は、以下の点に留意した。 1. エビデンスには、従来の牛に由来する肉及び乳と、クローン牛及びその後代(progeny)に由来する肉及び乳の成分には差異がなく、従って食品安全上のリスクをもたらす可能性のないことが示されていた。 2. 肉や乳の成分組成に関する現在のエビデンスは比較的限定されており、様々な環境での家畜飼養が肉や乳にどのような影響を及ぼす可能性があるのかについてはさらなるエビデンスが必要である。 3. 従来の牛とクローン牛の後代(progeny)との間でありうる何らかの相違(any potential difference)は、クローン牛の2世代以降の後代に存在する可能性はない(unlikely)。 4. 消費者は、クローン牛及びその後代由来製品に効果的表示を望む可能性がある。 ACNFPの議論について、FSAのAndrew Wadge主任科学官は、「仮定的申請の検討において、ACNFPは、クローン牛及びその後代(offspring)由来の肉及び乳と従来の牛に由来する肉及び乳との間に実質的な違いはなく、食品安全上のリスクとはならないことを確認した」と述べた。 本件については、FSA理事会の12月の会合で討議される予定。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情 報 No.25/2010(2010.12.01)化学物質pp.9-10 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/ |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2010/nov/acnfcloned |