食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03260790160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、穀物及び穀物由来食品中のマイコトキシン濃度に関する調査結果を公表 |
資料日付 | 2010年11月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は11月25日、穀物及び穀物由来食品中のマイコトキシン濃度に関する調査結果を公表した。この調査は4年に亘るサーベイランス計画の1年目の結果で、英国の小売市場で販売されている小麦、とうもろこし、カラス麦、ライ麦及び大麦製品を含む穀物並びに穀物由来製品におけるマイコトキシンの濃度を対象としている。マイコトキシンは、カビにより産生される自然発生の化学物質で、消費者の健康を保護するために食品中の幾つかのマイコトキシンについては規制値が設けられている。同調査で取り上げられたマイコトキシンは、デオキシニバレノール(deoxynivalenol)及びT2並びにHT2トキシンを含むアフラトキシン、オクラトキシン A (OTA)、フモニシン (fumonisins)、ゼアラレノン (zearalenone)、トリコテセン系毒素(trichothecenes)などである。 検査された220サンプルの大多数(97%)は基準値以下で、わずか7サンプル(3%)で規制値超過が判明した。FSAは、規制値超過の製品について市場から直ちに回収するなど必要な措置をとった。また、欧州委員会及び他のEU加盟諸国にも通報した。全体として、本調査の結果は、消費者に対し重大な健康リスクを提起するものではない。 調査結果の全文(PDF 44ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/fsis0410.pdf 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 (化学物質) No. 25/2010 (2010.12.01) P. 10 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2010/foodinfo201025c.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2010/nov/mycotoxinsurvey |