食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03260570450 |
タイトル | Eurosurveillance:EU各国の疫学報告から食品及び水媒介疾病関連記事 |
資料日付 | 2010年11月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Eurosurveillance 11月25日号 (Volume 15 , Issue 47 , 25 November 2010)に掲載されたEU各国の疫学報告からの食品及び水媒介疾病関連記事3報は以下のとおり。 1. スウェーデン、スカラボルグで多発した腸管出血性大腸菌(EHEC)感染症例 2010年10月、出血性下痢や胃痛症状の数人の幼児(5歳以下)からEHEC陽性反応が出た。HUS症候群の幼児1人はEHEC陰性であった。幼稚園(保育園)の検査で園児と職員、また患者の両親、兄弟に陽性反応が出て、幼稚園(保育園)が感染源と疑われたが、食事は残っておらず、感染源は不明である。検出されたEHECはO153(eae陽性、VT1陰性、VT2陽性)で、スウェーデンではまれな型であった。 2. ドイツ、バーデンブルテンブルグでのリステリア感染症 2010年第41週にバーデンブルテンブルグの3地方から死亡1人を含むリステリア症5症例が報告された。患者からの分離株と同一のPFGEパターンがロシアの伝統的魚料理「ニシンのオイル漬け」から検出された。患者4人中3人が同製品を摂取していた。 3. フランス、イレヴィレーヌでの腸チフス感染集団 2009年6月、国立サルモネラリファレンスセンターは、イレヴィレーヌのSalmonella Typhi2株を中央及び西アフリカ固有の薬剤耐性株と同定した。3人の患者の何れもアフリカ、アジア、ラテンアメリカを旅行していないが、3月末に同じ祭で食事を摂っていた。腸チフスは鶏肉(p=0.02)、アフリカ料理tiep(p=0.01)の摂取に関連していた。食材は地元の店で購入し、料理人は腸チフスに罹ったことはなかった。S.Typhiの無症候性キャリアによる食材の汚染に関連しているとみられる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | Eurosurveillance |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=19729 |