食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03260240149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分エトキシキンのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2010年9月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は9月2日、農薬有効成分エトキシキン(Ethoxyquin)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2010年8月20日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. エトキシキンは、再評価プログラムの第4段階にある295種類の有効成分の1つである。理事会指令91/414/EECの附属書I (訳注:植物防疫製剤への含有を認可された有効成分のリスト)からのエトキシキンの除外、並びに、当該成分を含有する植物防疫製剤の認可取消に関する委員会決定2008/941/ECの後、申請者が当該リストへの収載を求めて再申請を行った。再提出された書類には、報告担当加盟国(RMS)のドイツが作成した評価報告書素案(DAR)で特定された諸問題に対処する追加データが含まれた。欧州委員会(EC)は、提出された追加データをRMSが評価した追加報告書、寄せられた意見及びDARの必要箇所を検討後、EFSAに対し、哺乳動物毒性の領域に焦点を絞ったピアレビューを行い、エトキシキンに関する結論を出すよう求めた。 2. 本報告書の結論は、申請者が求めたなしに対する抗酸化剤及び殺菌剤としてのエトキシキンの代表的用途の評価に基づいて出された。 3. 物理化学的性状について、懸念の重要な領域は特定されなかった。セクション1 (訳注:同定、物理化学的性状、原体規格及び分析法のセクション)で、多数のデータギャップが特定されており、そのほとんどが分析法に関するものである。原体の不純物の遺伝毒性の可能性に関して、データギャップ及び懸念の重要な領域が1つずつ毒性セクションで特定された。限定的なデータパッケージが参照値の設定には不十分と考えられたため、懸念の重要な領域になった。 4. 残留物のセクションにおいて、1つの懸念領域及び複数のデータギャップが特定された。エトキシキンの毒性学的参照値がないため、残留物定義を提案できず、消費者リスク評価を行うことができなかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1710.pdf |