食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03260120149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としてのブリリアントブルーFCF (E 133)の再評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2010年11月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月22日、食品添加物としてのブリリアントブルーFCF (E 133、食用青色1号)の再評価に関する科学的意見書(2010年10月7日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 科学パネル(ANS)は、ブリリアントブルーFCF (E 133)の安全性を再評価する科学的意見書を提示する。ブリリアントブルーFCFは以前、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)によって1970年に、また、EUの食品科学委員会(SCF)によって1975年に評価されている。いずれの委員会も12.5mg/kg体重/日の一日摂取許容量(ADI)を設定した。SCFは1984年、新しい長期試験に基づき、ADIを10mg/kg体重/日に修正した。 2. 本パネルは、吸収、分布、代謝、排泄、遺伝毒性、亜慢性毒性、生殖毒性、発生毒性、長期毒性及び発がん性に関する現在のデータセットが、SCFによって1984年に設定された10mg/kg体重/日のADIを修正する理由を与えると結論づけた。ラットを用いた慢性毒性試験の無毒性量(NOAEL)の631mg/kg体重/日をブリリアントブルーFCFの新しいADIの設定に用いることができると本パネルは考えた。本パネルは、不確実係数100を適用して、ブリリアントブルーFCFの新しいADIを6mg/kg体重/日に設定した。 3. ブリリアントブルーFCFの報告された最大使用量における精査された推定摂取量 (訳注:地域住民の詳細な食品別摂取データ及び本パネルが一部の関係当局や関連業界団体のデータから特定した報告された最大使用量に基づく第3段階の推定手法によるもの)は、6mg/kg体重/日の当該ADIを下回ると本パネルは結論づけた。第2段階の手法(訳注:地域住民の詳細な食品別摂取データと法令で定めた最大許容使用量に基づく推定手法)による推定摂取量は、成人及び小児の平均的摂取者並びに成人の高摂取者において当該ADIを下回るが、小児の高摂取者(95パーセンタイル)において当該ADIを超えると本パネルは結論づけた。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情 No.25/2010(2010.12.01)(化学物質)p7-8 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2010/foodinfo201025c.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1853.pdf |