食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03250570321
タイトル スイス連邦獣医局(BVET)、カンピロバクターに関する研究事業の中間報告を公表
資料日付 2010年11月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スイス連邦獣医局(BVET)は11月4日、カンピロバクターに関する研究事業の中間報告を公表した。カンピロバクター症を低減するため2008年末に、州並びに連邦当局、研究者及び生産者が連携してカンピロバクター・プラットフォームを設定し、多数の研究事業を実施したが、今般それらが終了した。
 鶏肉1
,000サンプル以上を検査した結果、主要な暴露源は生の鶏肉(特に皮付き)で、感染原因の約25%であった。ヒトは食品の他、犬猫との接触を介しても感染する。鶏のと体中のカンピロバクターを低減させるためのあらゆる手法が調査・分析されたが、未だ適切な手法はない。進展があったのはワクチン開発で、現在、新規ワクチンを試験中である。調査結果に基づき、今後カンピロバクター症の低減目標件数及びその措置が決定される。特に食品中のカンピロバクター最大基準値の導入が検討される。
 なお、2010年(第43週まで)に報告されたカンピロバクター症は5
,561件である。(2009年同期間6
,371件、2005年~2009年同期間の平均5
,357件)
 関連情報は以下のURLから入手可能。
http://www.news.admin.ch/NSBSubscriber/message/attachments/21089.pdf
地域 欧州
国・地方 スイス
情報源(公的機関) スイス連邦獣医局(BVET)
情報源(報道) スイス連邦獣医局(BVET)
URL http://www.bvet.admin.ch/aktuell/01617/02940/index.html?lang=de&msg-id=36061