食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03240090160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、人工着色料3種の摂取許容量改訂に関する欧州委員会の提案について意見募集を開始
資料日付 2010年10月14日
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概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は10月14日、人工着色料3種(キノリンイエロー、食用黄色5号、食用赤色102号)の摂取許容量改訂に関する欧州委員会の提案(委員会指令 EC Directives 94/36付表)について意見募集を開始した。
 これら着色料の一日摂取許容量(ADI)の再設定に関する欧州食品安全機関(EFSA)からの意見を受けて、欧州委員会(EC)は、現行許容量の改訂を提案している。さらに、幾つかの食品についてはこれらの着色料がもはや必要とされないとして、使用が認められないことになる。当該着色料は、幼児の多動性に関連する可能性について先にサウサンプトン大学(Southampton University)が実施した研究で使用された6種の人工着色料に含まれている。
 同大学の研究発表を受け、FSAは、国内の業界に対し食品並びに飲料でのこれら6種の着色料使用を自発的に規制するよう要請した。また、2010年7月20日からは、6種の着色料のいずれかを継続的に含有する食品に関するEUの新表示義務がある。
 FSAは、ECが提案している摂取許容量の削減案が一部企業で製造される製品において技術的効果の発揮に十分であるかどうかについて意見を求めている。さらに、もし企業が削除を提案されている食品においてこれら着色料のいずれかを使用している場合には、代替品による置き換えにどの程度の時間が必要とされるかを含めFSAに報告するよう要請している。
 意見の提出期限は2010年10月29日。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2010/oct/reducingcolours