食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03230940149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、産卵鶏用飼料添加物 Bactocell PA 10 (ペディオコッカス菌)に関する科学的意見書(10月5日付け)を公表 |
資料日付 | 2010年10月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSAは10月20日、産卵鶏用飼料添加物 Bactocell PA 10 (ペディオコッカス菌)に関する科学的意見書(10月5日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 Bactocell PA 10はペディオコッカス菌の生菌を飼料に添加したもので、既に豚、肥育鶏、サケ科及びエビへの使用が認可されている。申請者は畜産用添加物(機能グループ:腸内細菌叢安定剤)として、最低含有量7.5 x 10の8乗 及び最大含有量1.0 x 10の9乗 CFU/kg完全飼料での産卵鶏への使用認可を求めている。ペディオコッカス菌についてEFSAは安全性評価についてQPS(Qualified Presumption of Safety: 適格な安全性の推定)が適切と考えている。したがって、対象種、消費者、環境について安全性の評価は必要ない。Bactocell PA 10の使用者に対する安全性は過去に評価された (EFSA , 2009a and 2009b)。製品の産卵鶏への使用は既に知られている以外のハザードを生じさせることは考え難い。 したがって、本評価でパネルは当該添加物の産卵鶏に対する有効性に焦点をあてた。産卵鶏に対する3件の介入試験(期間:24~53週)でBactocell PA 10 を最大推奨量(1.0 x 10の9乗 CFU/kg飼料)補給した場合に能力が向上した。これらの結果は、現場試験での高い死亡率にもかかわらず、処理群では産卵集約度が上昇したとの観察を支持するものであった。したがって、パネルは Bactocell PA 10は最大推奨量(1.0 x 10の9乗 CFU/kg飼料)で産卵鶏の生産性を向上させる可能性があると結論づけた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1865.pdf |