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資料管理ID syu03230760450
タイトル Eurosurveillance:集団感染症関連記事「2010年初頭に南半球で新型インフルエンザA(H1N1)変異株出現」ほか
資料日付 2010年10月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) Eurosurveillance10月21日号(Volume 15
, Issue 42
, 21 October 2010)に掲載された集団感染症報告記事の概要は以下のとおり。
1.「2010年冬季インフルエンザシーズンの豪州、ニュージーランド、シンガポールにおいて新型パンデミックインフルエンザA(H1N1)遺伝子変異株が優位を占める」
 2009年に出現したパンデミックインフルエンザA(H1N1)ウイルス遺伝子がわずかに変異した株が2010年初頭にシンガポールで検出され、その後豪州、ニュージーランドに広まった。現時点では、ヘマグルチニン及びノイラミニダーゼ上の特徴的変化は、ワクチン効果が減少するほどの重大な抗原変化の変異を起こしていないが、北半球のインフルエンザシーズンに向けて注意深い監視が必要である。
Http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=19692
2.「ドイツ、ヘッセ州における年齢及び種特異的なカンピロバクター症の都市部及び農村部の差異、2005年7月~2006年6月」
 ヘッセ州を人口密度、中心地へのアクセスによって6地域に分け、都市化の程度とカンピロバクター症の関連性を年齢とカンピロバクター種によって調査した。2005年7月からの1年間に発生した3315症例の居住地情報が提供された。5歳未満では農村内部が、5歳~14歳では農村内部、中間部、中間外部が都市部に比べてカンピロバクター症リスクが有意に高く、菌種ではC.coliによる胃腸炎のリスクが非都市部の全年齢層について高かった。子供での散発性カンピロバクター症は動物や環境に接触することが原因とみられる。
Http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=19693
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/