食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03220860149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、害虫抵抗性及び除草剤耐性遺伝子組換え(GM)とうもろこしMON89034 x 1507 x MON88017 x 59122及びその分離後代に存在する各個別系統のサブコンビネーションすべての食品・飼料用途、輸入及び加工用の販売申請に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2010年9月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は9月27日、害虫抵抗性及び除草剤耐性遺伝子組換え(GM)とうもろこしMON89034 x 1507 x MON88017 x 59122及びその分離後代に存在する各個別系統のサブコンビネーションすべての食品・飼料用途、輸入及び加工用の販売申請に関する科学的意見書(2010年9月8日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 本科学的意見書は、GMとうもろこしMON89034 x 1507 x MON88017 x 59122の食品・飼料用途、輸入及び加工用の販売のリスク評価を検討するものである。GMとうもろこしMON89034 x 1507 x MON88017 x 59122は、従来の交配によって作出されたもので、当該F1植物は新たに導入された遺伝子のヘミ接合体である。当該とうもろこしには、鱗翅目及び鞘翅目の特定の標的有害生物に対する抵抗性、並びに、グルホシネート・アンモニウム及びグリホサートを主成分とする除草剤への耐性を付与する遺伝子のcry1A.105cry2Ab2、cry1F、pat、cry3Bb1、CP4 epsps、cry34Ab1及びcry35Ab1が含まれている。MON89034 x 1507 x MON88017 x 59122を作出するために交配されたとうもろこし系統のMON 89034、1507、MON 88017及び59122は、独立した遺伝子座として挙動する。MON89034 x 1507 x MON88017 x 59122から収穫されたF2子実は、MON 89034 x 1507 x MON 88017 x 59122の交雑体を含むことが予見され、各個別系統とのすべての組合せ交雑体が輸入され、かつ、食品及び飼料用に加工されることになる。EFSAの科学パネル(GMO)は、MON 89034 x 1507 x MON 88017 x 59122及びその分離後代におけるMON 89034、1507、MON 88017及び59122の各系統を組み合せた場合に引き起こされる可能性のある安全性の懸念に関するリスク評価を検討した。 2. 結論として、本申請に記載されたMON 89034 x 1507 x MON 88017 x 59122は、ヒトの健康、動物衛生及び環境に対する影響の可能性に関して、対応する従来品種及び市販のとうもろこし品種と同等に安全であると当該パネルは考える。また、当該パネルは、MON 89034 x 1507 x MON 88017 x 59122を作出するために、MON 89034、1507、MON 88017及び59122の各系統を交配することによって、ヒトの健康、動物衛生及び環境に対する影響の可能性に関して、MON 89034 x 1507 x MON 88017 x 59122の安全性に影響するような各系統の相互作用は引き起こされないという意見である。とうもろこしのスタック品種MON 89034 x 1507 x MON 88017 x 59122、各単一系統及びダブルスタックの親品種2種1507 x 59122及びMON 89034 x MON 88017について提示されたデータに基づき、当該パネルは、分離後代に存在する当該個別系統のほかのサブコンビネーションが安全性の懸念を引き起こすことを予見する生物学的な理由はないという意見である。MON 89034 x 1507 x MON 88017 x 59122が意図された用途において、ヒトの健康、動物衛生及び環境に対して悪影響を及ぼす可能性は低いと当該パネルは結論づける。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.21/2010(2010.10.06)P6 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1781.pdf |