食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03220490149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、「SDラットを用いたビスフェノールAの経口投与による発達神経毒性試験」(Stumpら、2010)のBeil 型水迷路学習試験データの統計学的再解析に関する科学的報告書を公表 |
資料日付 | 2010年9月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は9月30日、「SDラットを用いたビスフェノールA(BPA)の経口投与による発達神経毒性試験」(Stumpら、2010)のBeil 型水迷路学習試験データの統計学的再解析に関する科学的報告書(2010年9月30日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. Stumpら(2010)によって提示されたBeil 型水迷路学習試験データについて、EFSAが実験及びデザインの重要な特徴に従った確認修正を考慮に入れた統計学的手法を用いて再解析した。再解析の結果によって、神経毒性の指標のばらつき(すなわち脱出時間及びエラー回数)について対照群とBPA投与群の間に同等性があると結論づけることができないことが示された。したがって、統計学的に、神経毒性の指標のばらつきに対するBPAの影響の可能性について確認することも、排除することもできない。 2. モデリングの重要なデザイン要素を考慮しても、用量反応のハザード比に依然として大きなばらつきがある。このことは、Stumpら(2010)が行ったBeil 型水迷路学習試験に、対照群と比較したBPA投与群の同等性を立証する可能性がないことを示す。したがって、本試験は結論がでていないと考えることが望ましい。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1836.pdf |