食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03220460160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、残留動物用医薬品委員会(VRC)の2009年年次報告書を公表 |
資料日付 | 2010年9月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は9月24日、食品における動物用医薬品残留物質のサーベイランスに関する残留動物用医薬品委員会(VRC)の2009年年次報告書を公表した。 同報告書では、大多数の英国農民が動物用医薬品を責任を持って使用しており、食品の高水準を維持していると結論付けている。2009年には、国産品については34 ,000サンプル以上、また輸入品に関しては1 ,300サンプル以上を検査した。懸念のあった結果は以下の4点であった。 (1) 北アイルランドの別々の農場における牛の2サンプルからフェニルブタゾン(phenylbutazone)が検出された。フェニルブタゾンはヒトの非食用馬の治療に使用される抗炎症薬である。 (2) ベトナムから輸入された養殖イトヨリダイの1サンプルからクロラムフェニコール(chloramphenicol)が検出された。クロラムフェニコールは点眼薬として使用される抗生物質である。 (3) インドから輸入されたブラックタイガーエビの1サンプルからニトロフラン抗生物質のフラゾリドン(furazolidone)が検出された。 これらの物質については、EUにおいて食用動物での使用が禁止されており、その残留は国産また輸入食品においても検出されてはならない。 VRC年次報告書の全文(PDF 56ページ)は下記のURLから入手可能。 http://www.vmd.gov.uk/vrc/Reports/vrcar2009.pdf 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.11/2010(2010.10.06)化学物質 p11-12 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/ |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2010/sep/vrcannualreport |