食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03210100475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は、乳製品にβ-ガラクトシダーゼ(ラクターゼ)を加工助剤として使用することについて意見書を提出 |
資料日付 | 2010年9月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は、乳製品にβ-ガラクトシダーゼ(ラクターゼ)を加工助剤として使用することについて競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2010年7月29日付で意見書を提出した。 AFSSAは「プロバイオティクス及びプレバイオティクスが成人の腸内フローラ(細菌叢)と免疫に及ぼす影響」(2005年)の報告書で生きている微生物を含む食品、特にヨーグルトの乳酸菌のラクターゼの栄養メリットについては既に評価済である。 ANSESの本意見書では、製品の定義及び栄養強調表示の定義に関する法的側面を除き、乳酸菌の酵素使用に関する技術的影響及び栄養学的影響についてのみ取り扱うものとする。 β-ガラクトシダーゼの作用による脱乳糖でラクトース(乳糖)をグルコースとガラクトースに転換し、二次活性としてトランスガラクトシル化でガラクトオリゴ糖(GOS)を形成する。 ANSESは発酵乳製品、アイスクリーム製品、乳清の生産及び一部脱乳糖された乳または乳清を含む食品の生産にβガラクトシダーゼを使用することには無視できない技術的メリットがあると考える。 しかしながら、特定食品の分析データがないので脱乳糖の技術的な影響や代謝物を詳細に評価することは不可能である。 ANSESは乳糖不耐症患者用ヨーグルトのラクトース含有量を下げることについては、試験でこの食品のラクトース消化耐性は良いことが示されたので、栄養面のメリットはないと考える。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2010sa0114.pdf |