食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03200670453 |
タイトル | カナダガゼット、Aspergillus nigerを遺伝子組換えしたAspergillus niger var. awamori (pCCEx3)由来酵素キモシンの暫定使用認可を公表 |
資料日付 | 2010年8月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ保健省(Health Canada)は8月28日、チェダーチーズ、カッテージチーズ、クリームチーズなどの製造時にAspergillus nigerを遺伝子組換えしたAspergillus niger var. awamori (pCCEx3)由来酵素キモシンを、適正製造規範に準じた最大使用水準で使用できる暫定認可を公表した。 現在、キモシンについては、Escherichia coli K-12 , GE81 (pPFZ87A)由来のキモシンA、さらにAspergillus niger var. awamori , GCC0349 (pGAMpR)及びKluyveromyces marxianus var. lactis , DS 1182 (pKS105)由来のキモシンBがチェダーチーズ、カッテージチーズ、クリームチーズなどの製造時に、適正製造規範に準じた最大使用水準で使用することが認可されている。 今回カナダ保健省は、チェダーチーズ、カッテージチーズ、クリームチーズなどの製造時に遺伝子組換えAspergillus niger var. awamori (pCCEx3)由来の酵素キモシンを、適正製造規範に準じた最大使用水準で使用する認可申請を受け、評価を行った。 上記の遺伝子組換え微生物由来キモシンに関するデータを評価した結果、安全性と有効性が証明された。また、このキモシンを使用することで、高いpHや温度変化にも耐えることができる効率のよい凝固剤の入手が可能になり、さらに良質の製品が入手できるなど業界及び消費者にとってメリットは大きい。 それゆえ、カナダ保健省は、チェダーチーズ、カッテージチーズ、クリームチーズなどの製造時にAspergillus nigerを遺伝子組み換えしたAspergillus niger var. awamori (pCCEx3)由来酵素キモシンを、適正製造規範に準じた最大使用水準で使用できるよう食品と医薬品に関する規則の改正を勧告する予定である。ただ今回、上記の規則改正手続きを進めている間、当該添加物の使用を暫定的に認可することにした。 なお、上記規則改正に関する意見募集期間は、本通告の公表日から75日以内とする。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダガゼット |
情報源(報道) | カナダガゼット |
URL | http://www.gazette.gc.ca/rp-pr/p1/2010/2010-08-28/html/notice-avis-eng.html#d110 |