食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03200230149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分チラムのラムズレタス(サラダ菜の一種)に対する残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2010年7月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月1日、農薬有効成分チラム(Thiram)のラムズレタス(サラダ菜の一種)に対する残留基準値の修正に関する理由を付した意見書(2010年6月28日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. ベルギーにおけるチラムの適用拡大に適応するため、当該成分の既存基準値の上方修正(ラムズレタス:定量限界の0.1mg/kg→2mg/kg)が申請された。
2. EFSAは、評価担当加盟国(EMS)のベルギーが作成した評価原案(evaluation report)及び同国作成の評価報告書素案(DAR)に基づき、当該申請に関して以下の結論を出す。
3. 主要作物中におけるチラムの代謝が、種子処理及び葉面処理後の様々な作物で調べられた。ピアレビューによって、植物中の規制対象の残留物定義がチラムのみと定義された。リスク評価のための残留物定義は、チラム及びジチオカーバメイト(CS2)部分を含む代謝物と設定される。ラムズレタスが属する葉菜類中のチラムの代謝は、調べた作物グループにおいても類似した経路で行われるため、追加の試験は不要とEFSAは結論づける。
4. ラムズレタス中の残留物の濃度に関する十分なデータがないため、消費者リスクを評価できなかった。
5. 申請の枠組みで提出されたデータは、ラムズレタスに対する基準値を勧告するには不十分であるとEFSAは結論づける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/s1664.pdf