食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03190370108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、殺虫剤アルジカルブの全面的な使用中止に向けた合意を公表
資料日付 2010年8月17日
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概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は8月17日、米国内における殺虫剤アルジカルブの全面的な使用中止に向け、Bayer CropScience社と合意したことを公表した。
 最近提出されたデータに基づきEPAが新規のリスク評価を行ったところ、アルジカルブはEPAの厳格な食品安全基準を満たさず、特に乳幼児に対して食事経由で許容できないリスクをもたらす恐れがあることが示された。
 そこで、最も深刻なリスクに対処するため、Bayer社は、まず柑橘類やジャガイモへのアルジカルブの使用を取り止めることに同意し、地下水の保護を目的として、アルジカルブの影響を受けやすい米国南東部の飲料水用井戸を保護し散布率を減らすための新使用方法を、綿花、大豆及びピーナッツに使用する当該製品のラベルに加えることとした。
 また、Bayer社は、2014年12月31日までに自主的にアルジカルブの生産を徐々に中止し、2018年8月までに残り全てのアルジカルブの使用を廃止する予定である。一方、EPAは、アルジカルブの残留基準値の廃止を計画している。ただ、全面的な使用中止に至るまで、アルジカルブは、引き続き綿花、乾燥豆、ピーナッツ、大豆、甜菜、サツマイモに使用されることになる。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/eeffe922a687433c85257359003f5340/29f9dddede97caa88525778200590c93!OpenDocument