食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03180840149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、新開発食品成分としての「キチン-グルカン」の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2010年7月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月30日、新開発食品成分としての「キチン-グルカン」の安全性に関する科学的意見書(2010年7月9日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 欧州委員会(EC)の要請を受けて、規則(EC) 258/97に照らした食品成分としての当該製品の追加評価を行うよう科学パネル(NDA)は求められた。KiOnutrime-CG(登録商標)という本新開発食品成分は、発酵プロセスに由来するAspergillus niger(黒麹カビ)の菌糸体の細胞壁の主要成分であるキチン-グルカンを90%以上含有する。
2. 組成データ及び製造工程による懸念は引き起こされない。当該成分は、食物繊維の一日摂取量を増加させるサプリメントとして販売することが意図されている。当該製品の意図された摂取量は2~5g/日である。
3. ラットを用いた13週間試験における最大投与量(約6.6g/kg体重)において、有害作用は認められなかった。この用量は、意図されたヒトのg/kg体重ベースによる最大摂取量の約80倍高いものである。
4. 当該製品は、申請された使用条件及び摂取量において、食品成分として安全であると当該パネルは結論づける。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.17/2010(2010.08.11)P5
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1687.pdf