食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03180480463
タイトル 英国残留農薬審査委員会(PRC)、残留農薬モニタリング(2010年第1四半期)結果を公表
資料日付 2010年7月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国残留農薬審査委員会(PRC)は7月29日、2010年第1四半期の残留農薬モニタリング結果を公表した。
 今回のモニタリングでは、鞘付き豆、チリペッパー、ブドウ、モモ、ネクタリン及びナシのサンプルに関し調査が行われた。その概要は以下のとおり。
1. 鞘付き豆 (サヤインゲン、スペシャルティ・ビーンズ) 2010年1月及び2月にサンプル採取
 エジプト産のボビービーンズ1サンプルから残留基準値(MRL)を超えたジメトエート(dimethoate)の残留が検出された。リスク評価では安全性の問題は何ら確認されなかった。タイ産の十六大角豆(yard long beans)1サンプルからMRLを超えたアバメクチン(abamectin)の残留が検出された。リスク評価では安全性の問題は確認されなかった。
2. チリ唐辛子 (2010年2月にサンプル採取)
 ジンバブエ産のチリ唐辛子1サンプルにモノクロトホス(monocroptophos)がMRLを超えた1.9mg/kgの濃度で検出された。リスク評価では同レベルでの摂取により一部の消費者に対し急性参照容量(ARfD)超過となるために、食品・飼料早期警戒システム(RASFF)に通知した。同サンプルからは、ジメトエート及びオメトエート(omethoate)もMRL超過で検出されたが、リスク評価で安全上の問題はないことが判明した。他に、ジンバブエ産のjacanaチリの1サンプルからMRLを超えたモノクロトホス、またパキスタン産のフィンガー・チリ(finger chillies)からカルボフラン(carbofuran)が検出されたが、いずれも安全上の懸念はない。
3. ブドウ(2010年1月及び2月にサンプル採取)
 問題となる残留は検出されなかた。
4. モモ及びネクタリン (2010年1月及び2月にサンプル採取)
 問題となる残留は検出されなかった。
5. ナシ
 結果は今後発表予定。


 
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国残留農薬審査委員会(PRC)
情報源(報道) 英国残留農薬審査委員会(PRC)
URL http://www.pesticides.gov.uk/prc.asp?id=2870