食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03170860343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、2006~2008年にフランスで発生した集団食中毒疫学報告を発表 |
資料日付 | 2010年7月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は2010年7月27日発行の週刊疫学報告(BEH、No.31-32)に、2006~2008年の期間にフランスで発生した集団食中毒疫学報告を掲載した。 2006~2008年の期間に3 ,127件の集団食中毒の届出があった。患者数は33 ,404人で、その内入院加療を要した者は2 ,302人、死亡は15人であった。これらの集団食中毒のうち、ヒトや食品の検体から病原体が分離できたものは26.5%であった。 2006年から2008年は届出システムが強化された期間で、この期間中の集団食中毒の届出数はこの前年3ヵ年に比べて倍増した。この増加は、病原体の特定ができていない、又は想定できていない食中毒件数の増加と関連している。 病原体が確認された集団食中毒の半数はサルモネラ属菌によるものであった。Salmonella Typhimuriumがサルモネラ属菌食中毒の40%を占めている。2001年からサルモネラ属菌による集団食中毒件数は減少傾向にある。 原因が疑わしい集団食中毒では、ブドウ球菌エンテロトキシンが関連する食中毒が大部分を占める。 減少傾向にあるエンテロウイルスによる集団食中毒は、病原体が確認された総集団食中毒件数の7.4%にあたり、このカテゴリーの患者数の16.2%を占める。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/beh/2010/31_32/index.htm#6 |