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資料管理ID syu03170560343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、フランス本土における腸管病原性エルシニア感染症診断に関する調査報告書(2003年)を発表
資料日付 2010年7月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は週刊疫学報告(BEH、No.29、2010年7月13日発行)にてフランス本土における腸管病原性エルシニア感染症診断に関する調査報告書(2003年)を発表した。
 無作為抽出した953の民間臨床検査機関に対して、エルシニア菌臨床検査糞便検体数、糞便検体からの検出率(菌分離率)、菌の分離方法、菌の特定率などについてアンケート調査を行い、483の検査機関から回答を得た。
 結果は、全体として2003年の患者糞便中のエルシニア菌検査は、民間臨床検査機関において体系的に実施されているとは言いがたいものであり、検査機関間で菌の分離能力に著しく差があることが示された。フランスにおけるエルシニア感染症患者数は疑いなく実際より相当低く推定されている。また病原性株と非病原性株の識別検査が行われていないため、非病原性株が分離された患者に対して不適切な処方が行われているとみられる。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/beh/2010/29/index.htm#1