食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03170540160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、鶏肉におけるカンピロバクター低減に関する国際会議の議事録を公表 |
資料日付 | 2010年7月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は7月27日、FSAの主催により今年3月30~31日にロンドンで開催された鶏肉におけるカンピロバクターの低減策に関する国際会議の議事録(全31ページ)を公表した。 FSAの最新の研究によると、英国では店頭で購入される生鮮鶏肉の約65%は極めて有害な食中毒細菌に汚染されている可能性があることが示された。FSAは、この汚染度を低減する戦略の一環として、カンピロバクター対策における諸国の経験から学ぶため当該国際会議を開催した。 同会議の報告書では、専門家により推奨された主要対策について概説している。FSAは、英国養鶏産業、小売業者及び環境・食料・農村地域省(DEFRA)と協力し、提起されたこれらの対策を促進していく意向である。一連の対策は以下のとおり。 1. 農場における衛生対策の標準化、新たなハエ対策制度の試験開始など全フードチェーンにおいて、より厳格なバイオセキュリティ対策を実施する。 2. 鶏を処理する際の交差汚染を最小限に抑えるために新たな基準を作成し、内臓摘出工程について追加のモニタリングを行う。 3. 乳酸(及び他の有機酸)のような「台所戸棚」にある材料を使用した新たな枝肉洗浄処理方法の試験を行い、欧州委員会に対し使用認可を申請するために安全性及び効果に関するデータを提供する。 4. 小売販売される鶏肉におけるカンピロバクターの汚染度を軽減するために様々な包装方法の影響を調査する。 議事録の全文は以下のURLから入手可能。 http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/campyloconf.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2010/jul/campylobacterconf |