食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03160220149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分フェンヘキサミドの各種葉菜類に対する残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2010年1月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月21日、農薬有効成分フェンヘキサミド(Fenhexamid)の各種葉菜類に対する残留基準値の修正に関する理由を付した意見書(2010年1月15日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 当該成分の意図された使用に適応するため、レタス及びその他のサラダ用葉菜類(salad plants)に対する既存基準値の上方修正(30mg/kg→40mg/kg)が申請された。 2. フェンヘキサミドの毒性学的プロファイルがピアレビューで調べられ、一日摂取許容量(ADI)を0.2mg/kg体重/日と結論づけるデータは十分であった。当該有効成分の低い急性毒性のため、急性参照用量(ARfD)は設定されなかった。 3. 申請者は、レタスの結果をその他のサラダ用葉菜類に外挿することを求めた。しかし、実施された条件指定の作物残留試験は、ラムズレタス及びからしな中の残留物に関するデータを提示しておらず、外挿の妥当性を裏付けるには適切ではなかった。 4. EFSAの残留農薬摂取量の算出モデル(PRIMo)に組み込まれた欧州のいずれの食習慣においても消費者の長期摂取による懸念は確認されなかった。食事経由の推定総摂取量はADIの1.6~16.2%の範囲であった。当該成分に対する消費者の推定総暴露量へのレタスの寄与は、最大でADIの3.25% (スペイン成人の食事)であった。 5. したがって、レタスに対するフェンヘキサミドの意図された使用は毒性学的参照値の超過を引き起こさないとEFSAは結論づけ、規制対象の残留物定義をフェンヘキサミドとして、基準値案(レタス: 50mg/kg)を勧告した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1455.pdf |