食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03150940105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、乳児への液状ビタミンD補助食品の過剰供給で注意喚起、過量スポイトの付いた製品に改善勧告
資料日付 2010年6月15日
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分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は6月15日、液状ビタミンD補助食品を乳児に与えすぎないよう親や子供の世話をする人に注意喚起した。製品によっては、付属のスポイトが乳児への適正容量を超えるものがあるため。
 同時にFDAは液状ビタミンD補助食品メーカーに対し、製品に付属するスポイトには400国際単位(IU)の目盛りを正確かつ明瞭に付けるよう勧告するとともに、乳児向けの製品については、400IU以上入らないスポイトを用いるよう勧告した。
 米国小児学会は、授乳期の乳児には一日あたり400IUのビタミンD補助食品を与えるよう推奨していることから、この用量を超えないようにするには、上記の措置が最も容易かつ確実である。
 乳児のビタミンD過剰摂取は嘔吐、食欲減退、渇き、頻尿、便秘、疲労などのほか、腎障害のような深刻な結果を引き起こすことがある。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 

No.14/2010(2010.06.30)化学物質p8~9
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm215150.htm