食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03150720188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、カキの大量死とヘルペスウイルスOsHV-1及びその変異型の関連について意見書を発表
資料日付 2010年5月11日
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概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、マガキ(Crassostrea Gigas)の大量死について食品総局(DGAL)から諮問を受けて2010年4月22日付けで意見書を発表した。2008年から2009年にかけてフランス、アイルランド、チャンネル諸島沿岸で起きたマガキの大量死の最も有力な原因と疑われているヘルペスウイルスOsHV-1、新たな遺伝子型のOsHV-1 μvar及びその他の原因を考慮した対策を検討した。
 マガキ(C. gigas)の大量死で感染病原体、特にOsHV-1とその変異型が決定的な役割を果たしていると考えられるため、大量死現象が発生した海域で生産されたカキ貝の移動制限措置のみでは清浄海域にこの現象が拡大することを予防することはできない。実際、無症候のウイルスキャリアーを考慮することなく感染徴候が発現した場合にのみ、これらの対策がとられている。
 OsHV-1とその変異株について清浄な地域や国の汚染を予防するためにAFSSAは次の事項を勧告する:
・欧州連合のカキの生産地及びその仕向地に適合する衛生証明手順を定める。この証明は種貝や稚貝、半成貝(孵化養殖場由来のものや採捕した天然由来)及び成貝の衛生ステータスの異なる生産海域への移動に適用する。
・従って、OsHV-1とその変異株について、それぞれの生産海域の衛生ステータスを定める。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/SANT2010sa0068.pdf