食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03150640464 |
タイトル | オーストリア保健・食品安全局(AGES)、全国残留物質管理計画の2009年の検査結果を公表 |
資料日付 | 2010年6月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストリア保健・食品安全局(AGES)は、全国残留物質管理計画の2009年の検査結果を公表した。当該検査はEC指令96/23により、肉、乳、卵及び蜂蜜中の残留物質(アナボリック作用を持つ使用禁止/未認可物質、動物用医薬品及び汚染物質)を検査するものである。2009年は9 ,359サンプルを検査し、21サンプルに残留基準値の超過あるいは使用禁止/未認可物質の残留があった。当該21件の詳細(残留物質別)は以下のとおり。 1. ステロイド(違反:1件/検査件数:978件):17a-19-Nortestosteron を子羊の尿から1.02μg/L検出。 2. 抗菌剤(5件/1959件):スルホンアミド系物質を牛肉、豚肉及び馬肉各1件から135.9μg/kg~5 ,369.9μg/kg検出(基準値(総量):100μg/kg)。ベンジルペニシリン(ペニシリンG)を牛乳から57.3μg/kg(基準値:4μg/kg)及び牛肉から96.2μg/kg検出。 3. 駆虫剤(1件/525件):イベルメクチンを牛レバーから543.4μg/kg検出(基準値:100μg/kg)。 4. 抗コクシジウム剤(3件/403件):ナイカルバジンをブロイラーのレバー2件から1.09~1.94μg/kg検出。サリノマイシンを卵1件から6.51μg/kg検出。 5. 非ステロイド性抗炎症剤(1件/235件):メタミゾールを馬肉1件から261.9μg/kg検出。 6. 化学元素(3件/722件):鉛を野生動物肉2件から0.74~1.08mg/kg検出(野生動物肉に対する基準値はないが、牛・めん羊・豚・家きん肉に対する基準値は0.1mg/kg)。カドミウムを馬肉1件から0.26mg/kg検出(基準値:0.2mg/kg)。 7. カビ毒(1件/95件):オクラトキシンAを豚の腎臓1件から2.41μg/kg検出。 8. 色素(6件/83件):マラカイトグリーン及びロイコマラカイトグリーンをマス1件、アルプスイワナ3件及びコイ2件から0.8~2 ,934μg/kg検出。 本件に関するプレスリリースは以下のURLから入手可能。 http://www.ages.at/ages/ernaehrungssicherheit/rueckstaende-kontaminanten/arzneimittel-und-hormonrueckstaende/bewertung-rueckstandskontrollplan/ |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オーストリア |
情報源(公的機関) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
情報源(報道) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
URL | http://www.ages.at/uploads/media/Bewertung_Rueckstandskontrollplan_2009.PDF |